マイニング

押さえておきたいFilecoinマイニングの考え方

Filecoinマイニングが2020年10月15日から開始し、約1ヶ月経ちました。そして、マイニングサービスによっては、1TiBあたりのマイニング効率が同じだとしても、投資家に配布する額が異なっています。
このような現象はマイナーが悪いというよりも、Filecoinの仕組みに依るところが大きくあります。その理由を知るためには、Filecoinのマイニングの仕組みについて知っておく必要があります。

マイニングのペースが最高になるまでには時間がかかる

Filecoinのマイニングでは、マイニングを開始してからすぐにフルスピードでFILが掘れるわけではありません。フルスピードに達するまでには必ず時間がかかります。
まず、マイナーはFilecoinをマイニングするために、FILを担保に入れなければいけません。担保は、マイナーがマイニングにコミットしてもらうためのもので、万が一マイナーが不正を犯した場合はペナルティとして取り上げられるものになります。

担保に入れるFILの数量は、Filecoinネットワークの状況によって変わりますが、2020年11月21日時点で0.21FIL/32GiBになります。これは1TiBあたりに換算すると6.72FILになります。詳しくは、Filfoxの「Current Sector Initial Pledge」の値から調べることができます。

FILの担保入れが終わると、マイナーは担保に入れた分だけマイニングを行うことができます。データ取引が行われマイニングが進行すると、マイナーのストレージにはデータが溜まっていきます。そして、溜まったデータの容量に応じてマイニング報酬が配布されるようになります。

当然ながら、マイニングを始めたばかりはストレージに溜まっているデータ容量はゼロなので、マイニング報酬は小さくなります。マイニングが進行すると、データ容量が徐々に増えていくので、マイニング報酬が大きくなっていきます。

また、マイナーの方針によりデータの溜まり方には速度差があります。投資家に最初から担保を求めるマイナーでは、マイニングの初期投資が割高になりますが、最初からフルに担保が確保できているため、マイニングが進行する速度は速くになります。一方、初期段階でマイニングしたFILを優先的に担保に回していくマイナーでは、マイニングが進行する速度は遅めになります。しかし、マイニングの初期投資は割安になります。

マイニング配布には時間がかかる

Filecoinでは、そもそもマイニングの配布に時間がかかります。これはどのマイナーにも平等な配布ルールです。

Space Race 1のFIL配布ルール

マイナーがSpace Race 1に参加していた場合、Space Race 1の報酬を得ることができます。
Space Race 1の報酬は、180分割されて毎日配布されます。つまり、すべての報酬の配布が完了するのは180日目になります。

マイニングのFIL配布ルール

マイニングでは、その日マイニングできたFILのうちの25%が即マイナーに配布されます。残りの75%は、180分割されて毎日配布されます。つまり、以下のような配布になります。

1日目:1日目の25%+1日目の75%/180
2日目:2日目の25%+1日目の75%/180+2日目の75%/180
3日目:3日目の25%+1日目の75%/180+2日目の75%/180+3日目の75%/180
・・・
180日目:180日目の25%+1日目の75%/180+2日目の75%/180+・・・+180日目の75%/180
181日目:181日目の25%+2日目の75%/180+3日目の75%/180+・・・+181日目の75%/180

マイニング報酬の75%が180分割されるのは、マイナーがFILを獲得してからすぐにマイニングから撤退することを防ぐためです。これは、マイナーにとっては理不尽なことですが、データを預ける側のファイル消失リスクを最小化するために重要なことです。

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